【理科大生リレーコラム from 長万部】第7号小宮山さん「寮生活で得られた仲間が一番濃い」

投稿者: remanbe

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長万部のウェブマガジン「リマンベ」がお届けする、東京理科大学長万部キャンパスの学生有志によるリレーコラム。第7号は小宮山さんによるコラムです。

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こんにちは、今回担当させてもらう小宮山です。

年が明け冬休みも終わり、また長万部に帰ってきました。



気づけば最初は256日あった寮生活も終盤、残り1ヶ月を切り、なんとも寂しさが漂う長万部学寮です。

200日以上を寮で過ごしただけあって、いざ実家に帰っても夕方5時頃にお腹が減ったり、気付けば11時までに風呂に入っていたりと、すっかり長万部の生活リズムが体に染み付いています。



先日、学校主催のスキーの講義で人生初のスキーを体験してきました。

北海道の雪はパウダースノーで、とても贅沢なんだとか。講師の方々の指導もあり、初心者なりにも無事滑れるようになりました。スキーを楽しんで単位がもらえる、長万部キャンパスならではです。


ここでの1年間をふりかえってみると、全寮制での生活で、ここでしか味わえない貴重な体験を沢山することができました。体育の授業でのゴルフ、学生企画の学寮祭、スキー講習 etc…

それらの行事を通して、得られた友人関係というのはこれまでで一番濃いものとなりました。


16人1クラスターという特殊な環境で共同生活を送る中で、「親しい中にも礼儀あり」、この言葉の大切さに気付けた気がします。

揉めることもありましたが、みんなで解決し、時には譲り合うことで一皮剥けて大人になれた気がします。朝昼晩とご飯を食べ、疲れた体を熱い温泉で癒し、たわいもない話で夜通し語り合う。

こんな仲間との生活が終わってしまうのは寂しくてたまりません。生涯忘れないであろうここでの生活は、まさに「最高の寮生活」でした。


残されたイベントは退寮式のみになってしまいました。

2週間後には期末テストが控えています。手洗いうがいをしっかりして、体調を崩すことなく「最高の寮生活」を締めくくりたいです。