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今年も何台ものバスを連ねて理科大生さんたちがやって来ました。都会から来た方々にとっては、静か過ぎるわが町は衝撃の場かもしれませんね。
一期生へのインタビューの中に、「山も川も海もあって、とても良い所だ！」と評した方がいて、本当に嬉しく思いました。
私自身が長万部から出た時期が殆どないけれど、やはりそう実感していて、どこよりも好きな場所であるからです。「何もない…」でもそれすらも実は重要であることに、町を離れる頃に気づく方もいるようです。
何もないからこその澄んだ空気、静けさ…それも幸いするのか、学生さんとは無関係ですが、お子様を授かることのできた方々が何組も…
大好きなこの町のために何ができるだろう、何をしたら良いだろう、そんなことを思うだけで私は年を重ねてしまいました。
一年の短い期間なのに、学生さんたちのお力は大いに期待されていて、静かな町に活力をもたらします。大学内外の色々なイベントでの学生さんによる建設的な努力の成果を、毎年見せていただいています。
力を合わせてやりとげることの多さは、学生さんたちにとって、大きな経験になっていくのでしょう。
表敬訪問した際、大学理事者の方々からは「長万部での一年を経験した人たちの結果がとても良い！」とのお話がありました。
自分の力を活かせるのは自分自身しかいません。集団での生活の中では否応なく参加しているものもあるでしょうが、殻に閉じこもっていられないことで、自分が気づかなかった力を自覚する場合もあるでしょう。
その力を縦横無尽に使えるようになって、結果に結びつくのでは…などと勝手に思っています。
今年はいつもより大勢の学生さんがやって来たとか。どなたもが、有意義な時間を過ごせますように！！